この記事では現役プレデターやプロなどの上位層で多く使われているApex Legendsで最強と言われているコントローラー感度「4-3 リニア」を何故強いのかも含めて解説します。
4-3 リニアとは
「4-3 リニア」とはデフォルトの設定から感度設定を行う「数字感度」と詳細な視点操作から設定をする「詳細感度」のうち、「数字感度」を使用した感度です。
ApexLgendsの世界大会「ALGS」で優勝したTSMのImperialHal選手も使用している感度となっています。
数字感度は詳細感度に比べ、相手をぐっと捉えるようなアシストがかかるため使用者の多い設定となっています。
詳しい数字感度のエイムアシストの特性については下記記事で解説しています。
感度設定
- 視点感度:4
- 視点感度(エイム時):3
- 反応曲線:リニア(反応曲線0)
- 視点操作デッドゾーン:なし
メリット・デメリット
メリット
エイムが安定する
感度は高感度より低感度の方がエイムが安定します。その理由は感度が低いほど細かい視点操作が可能になるからです。
例えば視点移動に使うスティックの移動距離を100とします。視点移動速度が200の場合スティックを1傾けたとき視点は2の速度で移動しますが、視点移動速度が100の場合だと1の速度で移動します。
このように感度が低いほどより視点移動の細かい調整しやすいため、エイムが安定します。
ポイント
高感度は振り向きが早いため、後ろの敵にも対処できたりと低感度では対応できない部分をカバーできるのが魅力ですが、普段の撃ち合いでは低感度より安定性が欠けてしまいます。
- 高感度:どんな場面にも対応しやすいが、撃ち合いの安定性にかける
- 低感度:PADの得意な正面での撃ち合いで安定した火力を出すことができます。
また、反応曲線リニアはスティックを倒した分だけ均等に視点が移動します。そのため「スティックをこれだけ傾けたら視点がこの速度で動く」というようにスティックの傾け具合と視点の移動速度の割合を覚えれば正確な視点操作が可能になりエイムの安定性が向上します。
相手のレレレ撃ちに対応しやすく、近距離での撃ち合いに特化している
下の動画でも分かる通り、リニア感度はクラシック感度に比べてエイムの切り返しが早いため、相手のレレレ撃ちにの切り返しにも対応しやすく近距離での撃ち合いでクラシック感度より有利になります。
慣れてしまえば中距離以降も戦える
クラシック感度はスティックを倒した時の視点移動速度がリニアより遅くなるため微調整がしやすく、リコイル制御や中距離以降の微調整が必要な場面ではクラシックに軍配が上がります。
対してリニア感度はスティックを倒した分だけ均等に視点が移動するため、繊細なスティック操作に慣れれば中距離以降も戦える万能な感度にもなります。
デメリット
立ち回りが重要になる
4-3リニアは低感度のため、正面の撃ち合いは非常に安定します。しかし視点移動が遅いため背後から撃たれた場合など対応するのが難しいです。そのため、敵の足音や位置をしっかり把握し背後に回られないような立ち回りが重要となります。
少しの傾きでも反応してしまうため慣れるまで微調整しづらい
反応曲線リニアはスティックを浅く倒した場合でもクラシックより多く視点が移動します。そのため微調整を正確に行うにはスティック操作に慣れる必要があります。
下のグラフは縦軸が視点移動速度、横軸がスティックの傾き具合を数値として表したものです。例えばスティックを5だけ傾けた時、クラシック感度では25の速度で移動するのに対し、リニア感度は50とより速い速度で視点が動きます。
このようにリニアは少し傾けただけでもクラシック感度より速い速度で視点が動くため、扱いやすさという点ではクラシック感度に軍配が上がります。
使ってみた感想
やはり正面の撃ち合いは非常に安定した火力を出すことができ、感度に慣れてしまえばワンマガで敵を倒しやすかったです。
自分が敵にダメージを与えやすい距離感を把握し、腰ダメ撃ちとADS(覗いて撃つ)をうまく使い分けることが重要です。
しかし相手に背後を取られないよう敵の位置を把握したりなど、立ち回りを気をつける必要があると感じました。
まとめ
- 低感度+スティックの入力が素直に視点移動に反映される反応曲線リニアによりエイムが安定する
- 繊細なスティック操作が必要だが慣れればどの距離でも戦える万能な感度
- 数字感度のためエイムアシストの恩恵を感じやすい
以上が4-3リニアが強く現在プロの間でも流行っている理由になります。
PADらしい近距離で安定した火力を出しつつ、中距離以降も戦える感度を使いたい方におすすめです。
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