ObsidianをiCloudを使って同期したいけど「手順がわからなくて同期できない」「iPhone・iPad側の設定が分からない」といった方も多いのではないでしょうか？
本記事ではObsidiaのiCloudを使用した同期について、iPhone・iPad側、Mac側ぞれぞれの設定手順を、画像を用いて分かりやすく解説しています。
なお、Obsidianについては以下の記事に詳しくまとめています。
この記事でわかること
- ObsdianをiCloudで同期するメリット・デメリット
- ObsidianをiCloudを使用して同期する具体的な手順
ObsidianをiCloudで同期するメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・Obsidian Syncと違い、5GBまでなら無料で同期できる。 ・プラグインなしで同期できる。 ・他のクラウドストレージサービスと違って、比較的高速に同期される。 | ・Appleデバイス以外との同期は面倒。 ・Obsidian Syncに比べると同期速度は劣る。 ・特定ファイルの除外はできない。 |
ObsidianをiCloudで同期する方法
iPhone・iPad側の設定
- App StoreからiOS版Obsidianをダウンロード。
- アプリを起動し「Create a vault」をタップ。
- 「Continue without sync」をタップ。
- 「Vault name」に適当な名前を入力し「Create a vault」をタップ。(※この保管庫・Vaultは使用しません)
- 保管庫が起動したら左上のサイドバーアイコンをタップし、先ほど「Vault name」に入力した名前をタップ。
- 「Manage vaults...」をタップ。
- 「Create new vault」をタップ。
- 「Vault name」に保管庫名を入力。(既存の保管庫と同期する場合は、その保管庫名と同じものにする)
- 「Store in iCloud」にチェックを入れ、Createをタップ。
- iPhone・iPadの「ファイル」アプリを開き「ブラウズ」から「iCloud Drive」を開く。
- 「Obsidian」というObsidianのアイコンが表示されたフォルダを開き、手順8で入力した保管庫名のフォルダが作成されていれば成功。
Mac側の設定
iPhone・iPadで作成した保管庫を同期する場合
- 画面左下の保管庫名をクリックし「保管庫を管理...」をクリック。
- 「保管庫としてフォルダを開く」をクリック。
- iCloud Driveの「Obsidian」をクリック。(下記画像のフォルダ)
- iPhone・iPadで作成した保管庫フォルダを選択し「開く」。
既存の保管庫をiCloudで同期する場合
- 画面左下の保管庫名をクリックし「保管庫を管理...」をクリック。
- 同期したい保管庫の右側にあるオプション(３つの点)をクリック。
- 保管庫をFinderに表示をクリック。
- 保管庫名と同じフォルダをクリックし開く。
- フォルダの中身を全てコピーする。
- iCloud Driveの「Obsidian」(下記画像)を開き、iPhone・iPad側で作成した保管庫フォルダを開く。
- コピーしたファイルを貼り付けする。
- Obsidianアプリに戻り、「保管庫を管理」から「保管庫としてフォルダを開く」をクリック
- iCloud Driveの「Obsidian」から保管庫フォルダを選択し開く
まとめ
以上がObsidianをiCloudを使って、iPhone・iPadと同期する方法でした。Appleデバイス間でのみの仕様なら、同期も他のクラウドストレージと比べ速いため、おすすめの同期方法となっています。